Final Fantasy XII その58 空中要塞バハムート

天陽の繭が暴走し、その影響で起動した空中要塞バハムートを止めるべく、そこに赴くことになった。

これまでのシリーズでは、バハムートと言えばシナリオ絡みでは最強の召喚獣。これはラストダンジョン臭い。
ということで、港町バーフォンハイムで準備をする。バーフォンハイムで新たに魔法を買うことができたが、それでもいくつか魔法と技の欄に少々穴がある。
ということで不足分を探しにテレポストーンで行ってみる。
見つけられたのは

  • フルケア(西ダルマスカ砂漠西境界壁のショップ)
  • アーダー(バルハイム地下道のブロッホ
  • ヘイスガ(東ダルマスカ砂漠、ネブラ河沿いの集落南側のついてない商人

以上3つ。これでも魔法と技の欄に1こずつ穴がある
コラプスと遠隔攻撃の売ってる場所がテレポストーンでいける圏内には見当たらなかったので、おそらく死都ナブディスのあの店だろう。
あらかた支援魔法もそろったので、突入する。
どうやらこのエリアは円周的な構造をしており、最も外の周は第3障壁→第4隔壁→第2障壁→第1障壁→第3障壁とループしている。
各障壁を出てすぐにある曲がり角で中央に向かって突き進む。
途中で帝国軍の兵士とわけのわからない球体に歓迎され、それを適当に集めてアーダーで葬りながら進む。
やっとのことで中央部に到達すると現れたのはガブラス
この人まだ生きてたのか。戦闘になるも前回と大して変わってないのであっさり死ぬ。
リフトで上に上昇し、次に出てきたのがヴェイン。
これもそれほど強くなく、あっさりと死ぬ。すると今度は破魔石の力を吸収したのか、顔の周りにセフィラという剣みたいなものを従えて醜い姿に変身した。
セフィラに何回盗むを実行しても盗むのに失敗するので、何を持ってるのか気になったがあきらめてヴェインのみに標準を絞り、これも倒す。
するとさらに変貌をとげ、ヴェインがヴェーネスに取り込まれてしまった。
そしてボス戦闘のアレンジっぽく変わるBGM。
これを倒すとクリアとなったが、寄り道をしすぎたせいなのか、あまり歯ごたえが感じられなかった感じがする。危なかったのは連続魔で貫通ホーリーとラセンションが来た時ぐらいかな。

まあなにはともあれ、クリアとなった。
ほとんどミストナックと召喚獣使わなかったな。


クリアして感じたのは、

思いの外、本筋が短い

メインのシナリオとしてはファミコン版ぐらいの短さだと思う。
前作に当たる10で一本道だという批判が多かったのか、寄り道の要素が多数用意されていて、それがプレイ時間を増やすものになっている。

これのためにほとんど戦闘が自動で進むようになった。条件別に詳しく設定できるので、こちらが指示することは「盗む」か「ターゲット選択」ぐらいだった。
ただ、

もしMP<50%のとき アスピル

とか

アンデッドの敵 レイズ

といったような条件を設定したときに、相手に抵抗されても永遠に続けるので、これが成功しなかったらxxとかいったような条件付けもほしかったところである。
もうちょっとうまい設定方法があるのかもしれないが。

どう見ても主人公はバルフレア

なぜ、主人公がヴァンだったのだろうか。
主人公なのに、あまり印象に残った場面がない。
バルフレアとフラン、アーシェはそれなりに台詞が多数あるのだけれども、バッシュとヴァンとパンネロについてはバッシュはともかくとして、エンディングぐらいしか見せ場がない。
もう少しエピソードが欲しかった所。

読み込みが長い

ガンビットシステムにより戦闘はシームレスになったと思う。
だが、町に入ったりムービーが入るシーンになるとどうしても読み込み時間とPS2のガチャガチャっていうデータを読み込んでいるらしき音が気になる。
これはPS2のゲームはCD-ROMかDVD-ROMの媒体しか扱えないからなのかもしれないがどうにかならなかったのかな。

ファミ通のレビューでは40点満点評価だったけど、40点満点つけるぐらいのものとは思えなかった。とはいっても全体的に見れば、164時間54分57秒もプレイしたので、それなりに楽しめているんだとは思う。

今後はFF12のカテゴリで書くものはサブイベントの日記となる予定