Izumo

先日買ったIzumo2学園狂想曲特別版に入っている3作品のうちの1番目、Izumoをクリア。七海エンドだった。
このゲームは全10章仕立ての構成のRPG。
ひょんなことから神話の世界に飛ばされた主人公達が、何とかして現代の世界に戻ろうとするさまを描いたもの。
ストーリーの前半部分で1章丸まる使って主役のキャラ一人一人のシナリオに当てているところはすごく好感が持てたし、感情移入もできた。
特に印象的だったのは主人公の妹。どう印象的だと言えば、
兄に宛てられた親友からのラブレターを渡さずに、勝手に断ってしまうのである。これだけでインパクト十分である。
戦闘は主に、武器や防具、装身具に勾玉といわれるものを装着し、その勾玉の能力を利用しながら戦うことになる。
各キャラクターには五行という気の流れみたいなものが設定されていて、その流れに沿った攻撃をすることでコンボが発生、敵に大ダメージを与えることができる。こういう戦闘システムはすごく気に入った。
だが、各キャラクターが新しい装備を手に入れたときにそれを装備させると、以前装備させていた勾玉の設定が失われてまた再度設定直すことになる。また、複数の敵を相手にした場合、片方の相手が倒されたときにまだ攻撃していない残りの味方が、もう片方の敵を自動的にターゲットしてくれない。そういったところに少々の不満を感じた。
でも、全体的に見れば良作だとは思うので、ギャルゲー好きな人にはお勧めしたい作品ではあった。
まだ埋まってないcgとかもあるので、まだやることになるだろう。