D.C.II〜ダ・カーポII〜 その7

朝倉由夢のシナリオをクリア。以下ネタバレ

 実は由夢のことが好きだけど、義之は自分が朝倉姉妹と兄弟のように暮らしてきたという
環境から、その気持ちに気づかないフリをしてきた。
 由夢は義之のことが好きだが、予知夢によって未来が見えてしまい、義之に起こる不幸(
後述)を知っていたため、その気持ちに気づかないフリをして天邪鬼(今風に言えばツンデ
レ?)な態度をとってきた。
 そんな感情が限界に来た時、由夢は義之を避けるようになっていく。
 そんな状態がしばらく続いたある日。
 由夢は風邪を引き、その看病をしていた義之に風邪をうつしてしまう。
 看病される側になって初めて、義之は自分の気持ちが押さえ切れなくなり由夢に告白、付
き合うようになる。
 やがて、枯れない桜の木がかれた時、義之の体に手足の感覚がなくなったりといったよう
な異変が起こり、義之は自宅で静養するようになる。
 そして自宅の窓から見かけた悲しそうな表情をした音姫を追ったところ、枯れない桜の木
の前で音姫から異変の真相を告げられる*1。
 次第に、皆の記憶から義之のことが忘れ去られていくようになり、危機感を覚えた義之は
何とか自分を覚えていてもらおうと奔走するが、それも徒労に終わる。
 そんな中、由夢だけは普段と同じように接してくれるのであった。
 ほとんどの人に忘れ去られてしまったある日、義之は学校をサボって由夢と1日デートを
する。
 そしてその終わりとともに義之の存在は消えてしまう。
 2ヵ月後、本来の桜が咲く季節になり、由夢は義之と一緒に校門で会話している夢を見る。
 義之はいなくなってしまったのにとかぶりを振るが、教室から校門を覗くと義之が復活し
ていて大団円。

といった感じのシナリオ。うまくまとめられているかは疑問。
最後の2行がありえない(このフレーズ前も書いたような気もするが)と思ったが、やっぱり感動的な結末に持っていく手法は素晴らしい。義之の存在が消えていくシーンではちょっと来るものがある。

これで初期状態でクリアしてないのは天枷美夏だけとなった。今月中には全キャラ終わりそう。
あと、今更気づいたことだが、タイトル画面の校舎が縦スクロールするシーン、Ctrl長押しで高速化できるのね。今まで無駄な時間をすごしてしまった。

*1:内容は音姫のシナリオでさくらが語ったものとほぼ同じ