メンアットワーク! その6

ミスティをクリア。
メイドらしく、戦闘中は主にほうきや雑巾で攻撃する。ほうきは良いにしても、雑巾に殺傷能力はあるのか?という疑問が残った。
でも、もともと非力なキャラクターという設定なので妥当なラインなんだろう。

孤児だったミスティはマシューの住む屋敷にメイドとして雇われ、マシューに孫娘のように可愛がられてきた。
ある日突然マシューが不治の病といわれるような難病にかかり、ミスティは万病に効くという薬を探すためにモンスターハンターとなる。
モンスターハンターとして活動している際に、ミスティは主人公のウィルと出会う。ハンターとしては非力であるミスティを見て、保護欲にかられたウィルは一緒にパーティを組むようになり、ミスティに協力していくうちに恋仲となっていく。
ウィル達は道中サキュバスカルーアによる妨害にあいながらも、最終的に魔王のところへとたどり着く。そして魔王を倒し、魔王の部屋にあった万病に効く薬の原料となる一厘の花を見つける。それを薬剤師に調合してもらい、マシューに飲ませたところ、病状が快方へと向かった。
ミスティの助けを必要としないまでに回復したマシューは、ウィルを生活無能者とみなし、そのウィルの元で修行して来いとミスティを送り出す。
そしてウィルとミスティが同棲しだして大団円

こんなような話。
一部キャラのバッドエンディング用のCGは回収できなかったが、これで全キャラクリアしたことになる。
プレイしての感想。

戦闘シーンはさくさく進む

一部戦闘を除き、勝つにしろ負けるにしろ3ターンでけりがつく仕様になっている。そして戦闘終了後には体力が全快している。
1回の戦闘がだらだらと続かないという点では良かったように思う。

思いのほかシナリオが短い

これはmawを記事にした最初のほうで触れたが、集中してやれば1キャラに付き4時間ぐらいでクリアが可能だろう。
これは好意的に捕らえれば、手軽にはじめられて手軽に終えられるといえるだろう。

シナリオにテンプレート感が強い

短いシナリオだから、それなりに違った魅せ方もあるんだろうと思ったが、シナリオの核心ともいえるイベントが、カルーアを除き全キャラ同じ日付で起こるので、これまた先が読めてしまうところがあった。
こういう系統のゲームでは、テンプレート的な進行をするのが多いけど、キャラによってはイベントが起きる日が違うとかあったほうがまだテンプレート感を強く感じなかったと思う。

周回前提のゲームなのに強さを引き継げるような要素が無い

IZUMO2やD.C.IIのような攻略順が半ば強制されるようなことはなく、はじめから全員のキャラを攻略可能なようだが、それなのに強いままでニューゲームといった要素が無いので、RPGパートに時間だけが割かれて、2人目以降のRPGパートがだるかった。
ラスボスの魔王を倒すにはLv10前後が必要だが、普通にやってると終盤辺りにならないとLv10までたどり着けず、必然的に時間がかかる。
うまくフラグ管理とかできてれば、1週で5人ぐらいは同時進行できたかもしれない。

システム的にメンアットワーク2〜4のベースとなった作品だろうから、以後の作品で改善されていることを願いたい。