恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜 その28

全シナリオをコンプリート。
約2ヶ月かかった。
真のエンディングをベースとした続編を期待せずにはいられない。
TECH GIAN2007年3月号の112ページや通販特典の小冊子で、製作者が続編ないし、ファンディスク作ることを匂わせているし、おそらく出るんだろう。
他のサイトでは駄作という意見が大多数のようだけれど、私にはそれほど駄作には思えなかった。
多数いるキャラ全てがひきたっていたように感じたし、華雄と公孫賛以外はルートと呼べるぐらいの量のシナリオもあって満足。CGも豊富ではあった。
ただ、このようなものがあればもっとよかったかなというのが多々目立つ作品であった。
まず、本編のシナリオ。
魏→呉ではなく、呉→魏と進むシナリオがあってもよかったかなと思った。
その影響で、呉の陣営の拠点イベントの数が少なすぎるってのは気になった。
また、拠点フェイズの後に出てくる中国の地図に、現在の勢力図などが書き込まれていればなおよかったと思う。
第2に、本編で一刀軍に降った武将に関して、それ以降はいなかったかのごとく話が進んでしまうところはちょっと不満ではあった。董卓や賈駆は話の都合上仕方なかったとしても、ほかのキャラに関してはもうちょっと出してあげてもいいんじゃないかと感じた。
それをフォローするのが拠点イベントなんだろうけど、その拠点イベントで絡んでくるのも一部の武将だけだったし、もっと多数の武将の絡む話を見たかったかな。
一刀に降った直後の呂布張遼の会話とか、諸葛亮荀紣の軍師談とか。
第3に、SLGパートにもっと演出というかバリエーションがほしかった。
武将の持つ陣形もほぼ1通りのパターンしかないので、何度か進めてリロードしなおせば手の内がわかってしまうところがあり、少々興ざめするところがあった。
諸葛亮関羽張飛趙雲黄忠馬超は武将として使うことができるけど、一刀軍に下った武将に関して合戦で武将として使ってあげられてもよかったのではとも思った。
最後に、画面エフェクトの効果に関して、もうちょっと動きがスムーズであればよかったかなと思った。
オフにすると味気ないし、オンにするともっさりした感じになる。
まあこんなところだろうか。