君が主で執事が俺で その4
上杉美鳩をクリア。以下ネタバレ
上杉美鳩と上杉錬は異母姉弟だった。 上杉錬の父親の上杉巌は妻に先立たれた後、寂しさから酒に溺れ、息子の錬を虐待するようになった。 だが、そんな巌も美鳩の母親と再婚し一時期はまるくなる。 美鳩は父親に錬が虐待されているのを見て、常に自分は錬を甘やかす事に決めたのだった。 やがて、再婚した美鳩の母親にも先立たれた巌は、また錬を虐待するようになった。 それに耐えられなくなった姉弟は家出をし、最終的に久遠寺家に拾われることに。 ある日、夢の親友の稲村圭子に頼まれ、久遠寺家は草野球チームの助っ人をすることになった。 試合は久遠寺家の勝利に終わったが、これが新聞記事となって巌の目に留まることになる。 数日後、美鳩と未有は七浜公園を散歩している時、巌に遭遇する。 巌は二人を連れ戻しに来たのだった。 巌はこれまでの行いを反省し、真っ当に働き、暴力も振るわないことを誓う。 これを信用した美鳩は父親との橋渡し役をし、錬とあわせることにした。 父親の言葉を最初は信用できない錬だったが、定期的に報告しに来るといった父親の言葉と父親とした キャッチボールで和解。 そして故郷に戻って大団円。
という感じのシナリオ。うまくまとめられてるかは疑問。
このカテゴリの最初のほうの日記で書いたような気がするけど、やはり父親がらみの話だった。
物語の序盤あたりで空き部屋の話があったので、真っ当に生きることを誓った父親を久遠寺家に招きいれて、暴力を振るわないかとかいったようなことを監視するような展開になるのかなと思ったけど、ちょっと予想と違ったかな。
じゃあこの伏線らしきものは放置かなと思ったらまさか九鬼揚羽が久遠寺家に入ってくるとは思わなかった。
意外な展開だった。
キャッチボール辺りの描写はよかったように思う。