FORTUNE ARTERIAL その6

FORTUNE ARTERIAL 初回限定版

FORTUNE ARTERIAL 初回限定版


悠木陽菜(ゆうき・はるな)をクリア
以下シナリオばれ

悠木陽菜と支倉孝平は、7年前に孝平が珠津島でくらしていた頃の幼馴染であった。
 7年前に孝平が転校する際、クラスのガラスが割られた事件が起こった。
 孝平は直後に転校を控えていたため、友達と思っていたクラスメイトにこの罪を擦り付けられてしまう。
 だが、陽菜だけは孝平のことを信じており、孝平が転校した後も文通をしていた。
 孝平が転校して1年がたったある日、陽菜は交通事故にあった。
 その後遺症として逆行性健忘をわずらった陽菜は、孝平と一緒に過ごした1年間を忘れてしまう。
 孝平は当時、陽菜が自分への文通を始めたのは、去り行く自分への同情からあえて「お友達」の役を買ってくれていたのだと思っていた。
 姉のかなでからの手紙で、陽菜が自分のことをあまり覚えていないと知った孝平は、もう文通することはないものと思っていた。
 しかし、陽菜から手紙はやってきた。
 陽菜の手紙から文通を開始した経緯を聞かれた孝平は、陽菜のことを思って、無理に文通を続けることはないと返し、その結果文通は途絶えた。
 
 7年後、再び珠津島にやってきた孝平。
 ある日部屋にやってきた陽菜に、たまたまとっておいた当時の陽菜からの手紙をみられる。
 陽菜は喪失した1年間が気になっており、その手紙が縁で二人は惹かれあうようになって、つきあうようになる。
 つきあうようになって数日。
 いい感じになったときに一歩身を引くような陽菜の行動が気になった孝平はある日、そのことをかなでに相談する。
 陽菜が交通事故にあう前、幼い頃に陽菜は血小板が減少する病気で半年間入院していた。
 看病に付きっ切りだった両親にたいし、両親が取られたと思ったかなでは陽菜に嫉妬し、陽菜は健康な生活ができるかなでに嫉妬していた。
 今では表面上わだかまりが解けているが、心の中では遠慮している部分があるのではないだろうか。
 そう告げられた孝平だったが、本心ではもっと自分を頼ってほしいと思っていた。
 文化祭が終わった日、陽菜はそれまでの過労がたたって倒れてしまう。
 その様子に我慢ならなくなった孝平は、かなでから伝え聞いた陽菜の過去を語り、もっと自分を頼ってほしいと告げる。
 陽菜の母親は陽菜の病気が治ってからすぐに脳梗塞によって他界していた。
 母の死が、自分の看病による疲れとストレスだと思った陽菜は、自分には幸せになる権利はないと思い込み、全てを自分で抱えるような生活をしていた。
 そんな過去を陽菜から聞いた孝平は、陽菜を説得し、陽菜の心を戒めているものを断ち切った。
 数日後、クリスマスを一緒に過ごすことを約束して大団円。

こんな感じのシナリオかな。
記憶喪失とかいったネタは使い古されてる感があるけど、ある意味人間的なシナリオかなと思う。
シナリオ中に吸血鬼の話がからまなかったのも初めてじゃないだろうか。
エンディング曲はまた別の新しいものであった。姉妹のシナリオではこの曲なのかな。
 
で、記憶は戻ったのかどうかがあやふやなかんじなんだけど。
でも戻ってないんだろうね。