IZUMO3 8

コンプリート完了。
全部やり終えてみて思ったことなど。

IZUMO3って冠する必要があったのかな

正直な感想。
IZUMOといえばアシハラノクニとネノクニという2つの世界があって、主人公たちがそこを行ったりきたりするって言う話だと思っていた。
でも、今回のこれは、間の”狭間の世界”という新たな世界を作って、そこで大体の話が展開された。
だったら、無理にIZUMOの世界観を持ってくる必要もなかったのではないだろうか。
シナリオに関しては、1章ずつ一人のヒロインの話を掘り下げてるところはいいとは思う
思うんだが、全体として見ると「オムニバスの話をたくさんまとめました」って感じがして、ちょっと消化不良だった。
駈と対立してた弥生が和解するところもすんなりしすぎてる感じがするし、もうちょっと1ドラマあってもよかった。

ライバル関係

IZUMO1,2には両方に一貫して最後まで対立しあうライバルキャラがいた。
今回の3では駆と幸伸がこれにあたると思う。
お互いが対立関係になるまでの描写はインパクトがあってよかった。これで最後まで引っ張るのかなと思いきや、途中から幸伸がヘタレてしまったのでちょっと興ざめしてしまった。

守護精霊

前作と比べると、あまり主人公と接触する部分が少なく、存在が希薄に思えた。

RPGパート

IZUMO2から比べると、ランダムエンカウントではなくなったり、呪法の並び替えができたり、コンボで呪法全体化できたり、Mobや背景など作りこまれていたりとだいぶ改善されたように思う。
前作から1人増えて6人パーティになったのも、回復の全体化を見越してのことだろうと思う。
ただ、6人パーティにするんだったら、同じ属性もちを2人にするんじゃなくて、一人ぐらいジョーカー的な役割ができる属性を持つ人がいたほうが、もうちょっと戦略に幅が広がるんじゃないかなと思った。
カヤノには多数の属性を持つ技があったけど、五行相生に従って攻撃を繰り出せば威力が上がるというシステムがある以上、カヤノ自身が持つ木属性の技に頼らざるを得ない現状があり、結果的にゲーム後半は技の使用順序が半固定されてしまう面があった。
そこは残念かな。

この部分は自分の勘違いだったので削除

Hシーン

栞がちょっと浮いてる感じがしたけど、egoのゲームとしては可もなく不可もなくといったところかな。

全体として

RPGパートはそれなりによかったけど、シナリオ面についてはちょっと物足りないって感じだろうか。
IZUMOシリーズは好きなので、次が出るとしたらたぶん買うだろうけどね。