るいは智を呼ぶ 5

るいは智を呼ぶ 初回版

るいは智を呼ぶ 初回版


鳴滝こより(なるたき・こより)をクリア。以下ネタばれ。

智は、花鶏の持つロシア語の本『ラトゥイリの星』を解読して呪いを解く方法を探そうと、花鶏からこの本を借りようとするが断られる。
 では写本を探そうということになり、智はこよりとともにこよりの姉・小夜里(さより)が勤める貿易会社、CAコーポレーションを訪れ、写本探しを依頼する。
 交換条件として、CAコーポレーションの社長がなくしたというペンを探すことになった智は、同じ痣を持った”同盟”の皆とチーム「ピンク」を結成する。
 ペンはすぐ見つかったが、実はそれはペンに偽装した銃であった。こよりを危険にあわせることにもつながりかねない事態に、智は小夜里に対し不信感を抱くようになる。
 ものがどうあれ、人助けをしたことに気を良くした面々はその後、チーム「ピンク」として揉め事処理屋的なことをするようになっていく。
 そんな中、智は幼い頃にこよりに自分の呪いを打ち明け、その結果発言した『ノロイ』により、生死の境をさまよったことを思い出す。
 こよりは忘れているようであったが、このままではいずれ自分が男であるとばれると感じた智は、この時からこよりを遠ざけるようになる。
 そして、急に距離を置かれるようになったこよりはイライラが募り、その時チーム「ピンク」を取材しに来ていた新聞記者の三宅と懇意にするようになる。
 しかしこの三宅は、記者仲間からは悪評が尽きない男であった。
 三宅はこよりの好意につけこみ、ある日、こよりをラブホテルに誘い、レイプしようとする。
 茜子の心を読む能力で三宅の素性を聞かされた智は、すんでのところでこよりを助け、これが契機で智とこよりは同棲するようになる。
 それからしばらくたったある日、智たちの活動を盗撮するものが現れる。
 盗撮者はCAコーポレーションの関係者であった。
 小夜里は写本探しの依頼をしたときから智たちの呪いに目をつけ、こよりたちが持つ特殊能力と呪いを商売の道具と研究の材料にしようとしていた。
 小夜里は智とこよりに協力を求めるが、智たちはこれを断る。
 その後、私生活まで盗撮されるようになり、我慢できなくなった智達はCAコーポレーションが抱える闇の部分を明るみにし、業務停止に追いやった。

という感じのシナリオ。
あまりうまくまとめられないな。
姉と妹の考え方のすれ違いがテーマの話かな。
和解して終わるのかと思いきや決別した感じで終わるのは意外であった。
結局このルートでも呪いに関してはわからず。
このルートで智に双子の姉がいたという新たな設定が出てきたけど、これは何を意味するのであろうか。
また、三宅に関してはイメージが一気に変わったな。
前2人の話では、悪い面を出さないまま死んだってことなんだろう。
智の呪いを踏んだときのこよりのあの無意味に武装してたさまはよかったな。
で、このルートでは新たな謎が。

  1. 『以前通ったことのある扉しか開けない』という呪いがあるはずなのに、なぜ、CAコーポレーションの地下の声紋認識の扉をこよりが開けても呪いが発動しなかったのか
  2. なぜ、終盤の絶体絶命な危機に何の脈絡も無く唐突に尹央輝が助けに来れたのか

1.は小夜里の声紋を真似たから発動しなかったのだろうか。
それとも過去に通ってたとか?
厳重にガードされてたところだし過去に通ってたってことは無いとは思うんだけど。
2.は痣持ちは共鳴するとかあるのかな?