Like a butler

Like a Butler

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弓野奏(ゆみの・かなで)をクリア。
この作品は比較的気に入っていた
恋する乙女と守護の楯

恋する乙女と守護の楯


これを書いたライターの作品だったので結構期待していたんだけど、奏のシナリオを終えた段階では正直期待はずれだったかな。
以前
君が主で執事が俺で 初回限定版

君が主で執事が俺で 初回限定版


をやったときと同じような印象を持ってしまった。

奏がお嬢さま学院に特待生として入学し、奏と距離をとっていたクラスメイトのお嬢さまたちとの距離を縮めるというところまでは楽しく進められた。
しかし、アイキャッチが奏の絵になったあたりからは、どうもただ単に日常をだらだら描写したって感じで、幼馴染から恋人へ関係性が変わるようなエピソードも特に見当たらなかった。
強いてあげれば、夏休みに奏と主人公がバイトしたあたりと、お嬢さまの意識を変えるために体育祭で実行委員を募ろうと努力してたあたりがそれに当たるんだろうけど、単なる日常の1シーンにしか映らず、恋人として意識するにはインパクトに弱い。
話の最後として持ってきた拉致のネタも、金がなくて護衛が付けられないって会話のあたりからその後の展開がある程度読めてしまったので、これを解決してからエンディングのシナリオへいくのには、消化不良な感じがした。
 
メインヒロインでこういう印象だと、ほかのサブヒロインのシナリオもお察しくださいなんだろうか。
きみあるでも共通パートは良くて個別はダメって感じだったし、執事モノは私の肌にあわないのかな。