東日本巨大地震

が11日の14時46分に起きた。
当時私は居間で食事が終わって、自室に戻ったところ。
阪神大震災の時も結構揺れたけど、今回の揺れはそれの比じゃなかった。
最初緩やかだった揺れが次第に激しくなっていく。
身の危険を感じてすぐさま部屋をでたけれど、その後から部屋の本棚においてあったものが倒れたらしき音や、ガラスが割れたような音などが無数に鳴り響いた。
部屋の手摺に捕まっていないと立っているのも困難なぐらいで、家が倒壊するかと思ったほど。
揺れが収まった痕に自分の部屋を覗くと、棚などに収納していたものが軒並み倒れていて、重さ10kgはあるCDラックが反対側の壁際まで吹っ飛び、ベッドも5センチぐらい動いた形跡があった。
11月に買ったテレビも、机の脇においてあったパソコンの本体もケーブルが全部引っこ抜かれて落下しており、周辺機器がめちゃくちゃになっていた。
足の踏み場もないぐらい散乱したものが山になっていた。
押入れも戸を開けると中の物が崩れ出すのが確定する程に中が傾いていて、地震の恐ろしさを感じた。
さらに30分後、同じぐらいの揺れが我が家を襲ったときはこのまま死ぬんじゃないかとさえ思った。
母なんかは
「天変地異の前触れだ」
とか
「日本どうなっちゃうの?」
とかいってたけど、誇張じゃなく本当に私もそう思った。
モノが落ちてくるほどでかい地震は生まれて初めてだし、この時ほど生きててよかったって思ったことはなかった。