地震のあと

まさか1週間前はこういう事態になるとは誰が想像しただろうか。
地震があってから身の回りの生活が一変した。
電車はほぼ動かなくなった。
私は志木市に住んでいるのだが、志木駅からの電車の運行が終日ではなくなってしまった。
志木には駅が1つしかないので、ここが封じられると非常に困る。
TVでは不必要な外出は控えるようにと言っているけれど、今日は地震前に東池袋で借りていたDVDの返却期限だったのでどうしても外出せざるを得なく、東池袋まで出た。
電車はこれまでよりか倍以上の時間がかかると言われていたので、普段は1時間かからないところまで行くのに3時間ほどの余裕を見て出発。
最寄り駅に行く途中にガソリンスタンドがある。
開店時間が10時となっているけれど、通り過ぎた7時頃から長蛇の車の列、列、列。
なんか事故でも起こったんじゃないかってぐらいに渋滞してるのはこの通りでは初めて。
こりゃただでさえこないバスも来ないわ。
それに驚きつつ駅へ向かうと、志木郵便局前あたりの道路と駐輪場が鬼のように混んでいた。
歩道もこの時間にしてはかなりの人が歩いている。
東武東上線が志木より埼玉方面が封じられてるために、志木駅まで自転車等できてるひとが多いようだ。
私はなんとか自転車を止めることができた。
駅のホームは普段の5倍増しぐらいだった。
私がホームに入ったときにちょうど電車が来たので、それに乗ったけど、志木始発な時点で埼京線並な込み具合。
これが朝霞台、朝霞と来る間にドスン、ドスンと人が押し寄せてきて車内は蒸し風呂状態だった。
しばらくこういう状態で出勤せねばならないのかと思うと気が滅入るなあと思いながら和光市の駅に着くと、和光市の駅のホームは志木の駅に比べるとガラガラ。
有楽町線が9割の本数で運転していたからだろう。
この状況を見て、有楽町線は空いたままで行けるのか?と思ったらそれは誤りだった。
小竹向原、千川でドスンと来た。
結局、東池袋にはいつもより+30分ぐらいでついたけど、用を済ませて帰ろうと思ったら東上線の志木までの運行がもう終了していた。まだお昼なのに。
しょうがないから有楽町線で和光市まで出てから歩いて帰ったけど、和光市から志木までは90分ぐらいかかった。
また、計画停電と言う事で、一部地区ごとに一日数時間停電するようになってしまい、懐中電灯や電池がレアアイテムになってしまった。
幸いにも、うちの住む地域は近くに病院があるからだろうか、計画停電の対象外な模様。
これまで1回も停電はないけれど、これまで何不自由なく使ってたもののありがたみをいまさらながら実感する。