お通夜

7日と8日は5日に亡くなった伯母の通夜と告別式だった。
本来は伯父が喪主を務めるはずだったけど、足腰が頼りないということで、葬式でのスピーチやらなにやらは全て従兄がやっていた。
何から何まで気丈に振舞っていた従兄を見ていると、いざ自分の番になったときにこういった行動が取れるのかと不安になってしまった。
親はいつまでも生きるわけではないし。
闘病中は、
普段来ない人が見舞いに行くとお姉ちゃんが察しちゃうから来ないで
と母親に言われて見舞いにはいかなかった。
3月にあった妹の結婚式以来にあった伯母の表情は、その頃に比べるとひどくやつれていた。
従姉に聞くと、その頃が一番元気だった頃だそうで、妹の花嫁姿を見て号泣していた私に優しく声をかけてくれたことを思い出し、涙が止まらなくなった。
年をとると涙腺が弱くなってしまってだめだなあ。